「告白」観ました
店長の木村です。
久しぶりにDVD鑑賞!
「告白」
を観ました。
自分の子どもを教え子に殺された女教師が、
その教え子に復讐するお話です。
映画のできは文句ありません。
絶妙な編集、効果的な映像演出
この監督は、本当にうまいですね。
松たか子の抑揚のない台詞が、本当にぞっとさせられます。
原作も読んでいるのですが、
原作の方が復讐をやり遂げたという爽快感が残ります。
この映画版では、ラストであっても徹底的にどろどろの「闇」です。
とにかく小説も気持ち悪いお話だったのですが
映画版はそれに輪をかけて、おどろおどろしいものになっています。
子どもが悪いのか、親が悪いのか、社会が悪いのか
そんな答えに答えることもなく単純に復讐心だけでお話は全うします。
結局、誰も良い人間がいない。
すべて悪い奴ばかりで、誰にも共感できずにバッドエンドを迎えます。
完成度は高い作品ですが、楽しい気分にはさせてくれませんでした。
興味のある方は、一度鑑賞してみてください。
途中でこれ以上観たくないと思われても、仕方のない作品かも・・・
原作自体が、そういう作品だからです。
決して映画のせいではありません。
また、教室でお会いしましょう。