「かたみ歌」
店長の木村です。
今日は、久しぶりに本のご紹介!
「かたみ歌」
涙腺崩壊!?
この帯に引かれて読んでみました。
残念ながら、私の涙腺は崩壊しませんでした。
「鉄道員」とかと同じ幽霊話で、
「新参者」と同じ下町のお話。
7話の短編で構成され
舞台は同じアカシア商店街。
そこに住んでいる商店街の人々のお話です。
すべてのお話で登場する古本屋の主人の過去が
段々と明らかになっていく過程が秀逸です。
感動的な場面は
それほど多くなくて、よくよく考えてみると
怖い場面の方が多いかも知れません。
幽霊が出てくるんですから・・・
スティーヴン・キングの「ペット・セマタリー」に近いかも。
幽霊なんて、全然へっちゃら
さくさく読めるお話がいい!!
という方にはぴったりの小説です。
一度お試しあれ。
また、教室でお会いしましょう。